ＡＮＡ系ＬＣＣのバニラ・エア、９月にポイント制度導入

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  記者会見でＰＲする山室副社長（中央）

　ＡＮＡホールディングス（ＨＤ）傘下のＬＣＣ（格安航空会社）バニラ・エア（千葉県成田市、五島勝也社長、０４７６・３３・５３１６）は２２日、ポイント制度「バニラエアポイント」を９月１日に導入すると発表した。航空券・座席指定料金・手荷物料金の購入金額の１％分のポイントが貯まり、ポイントは１００ポイント単位で次回航空券代の一部に充当できる。

　国内のＬＣＣでマイレージを含むポイントプログラムを導入するのは初めてという。会員登録は無料でポイントの有効期限は２年。事前登録した情報を使えばＷＥＢ予約の入力操作も簡単にできる。

　同日会見した山室美緒子副社長は「これまでは１回の旅行だけで顧客との接点が終わっていた」と話し、顧客の囲い込みに意欲を示した。