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[ 機械 ]
(2017/9/5 05:00)
アマダホールディングス(HD)は主力の板金機械に次ぐ第2の事業として、帯のこ盤に重点投資する。10月には機械本体とダイヤモンド刃の日本メーカーを買収し、成長分野の半導体や航空機産業向けに本格参入する。日本と欧州の自社工場にも、30億円を投じて超硬刃の生産能力を現在比4倍にする。2020年度に帯のこ盤などの切削機械事業の売上高を16年度比約1・5倍の450億円に増やす。
帯のこ盤は形鋼などの加工対象物(ワーク)を帯のこで切断する機械。多くは中堅の専業メーカーが手がけている。アマダHDは成長分野での需要が高まるとみて強化する。
ダイヤ刃はセラミックスや石英、炭素繊維の切断に適する。ダイヤ刃による加工機は、アマダHDの現行商品群で初めて金属以外を対象にした機械になる。事業会社のアマダマシンツール(神奈川県伊勢原市)が手がける。
三和ダイヤ工販(大阪市中央区)を買収し、100%出資子会社...
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(2017/9/5 05:00)
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