[ 新製品 ]
(2017/9/22 05:00)
VAIO(長野県安曇野市、吉田秀俊社長、0263・87・0810)は21日、モバイル性を高めた11、13、15型のノートパソコン6機種を29日に発売すると発表した。個人向けの「Sライン」を刷新したほか、法人向けの「VAIOプロ」を立ち上げた。「S11」と「S13」は日本で初めて、ウィンドウズ10のプリペイド型のインターネット接続サービスに対応する。S11の標準仕様品の想定価格は14万7800円(消費税抜き)から。
同日都内で開催した会見で、吉田秀俊社長は「成長の要となる新製品だ。モバイル時代に合う、総合的に素晴らしい製品を投入する」と語った。
プリペイド型のデータサービスは、月額制ではなく、ウィンドウズストアから必要な分だけ通信プランを購入する。オフィスの外でも働きやすくする狙い。
11型モデルの最薄部の厚みは約15ミリメートルで、重さは約0・84キログラム。外装に炭素素材を使い、軽量化した。11型と13型は国内生産とし、主要な外装部品を国内メーカーと協力して開発した。品質の向上に加え、納期の短縮を図る。
法人向けに、紛失時に遠隔操作によるデータ消去のソリューションなどを用意し、セキュリティーを高める。
(2017/9/22 05:00)