[ ICT ]
(2017/10/1 08:00)
【ニューヨーク時事】米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は29日、米IT大手グーグルが、ロシアの関係機関が昨年の米大統領選前に同社の広告やサービスを使い米有権者を情報操作しようとしたかどうかについて内部調査していると報じた。ロシアによる米大統領選介入疑惑を調べている議会関係者と調査結果を共有する見通しという。
同紙によると、議会関係者はインターネット交流サイト最大手のフェイスブックや短文投稿サイト運営のツイッターのサイト上で確認されるロシアの動きを調べているが、これら企業が情報を十分に開示していないと批判している。
上院情報特別委員会は疑惑に関する公聴会を11月1日に開く予定。グーグル、フェイスブック、ツイッターの経営幹部に出席を要請しているが、いずれも応じるかどうか明らかにしていない。
(2017/10/1 08:00)