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[ 機械 ]
(2017/10/18 05:00)
ファナックは型締め力450トンの中型射出成形機を下旬に市場投入する。自動車業界で需要が高まる複雑形状部品の加工や生産性向上ニーズを中心に、医療、日用品業界など幅広い分野に向け展開する。同社が得意とする小型機で培った精密加工性能の高さをいかした機種とし、年間60台程度の受注を目指す。成形機メーカー各社は自動車関連を中心に需要が増加している中・大型機に注力しており、各社の競争はこれから激化しそうだ。
投入する中型機「ROBOSHOT α―S450iA」は、ベースフレームと呼ぶ土台部分や金型の位置を低くした。同社の現行最大機である型締め力300トン機とほぼ同じとなる高さ2160ミリメートルに抑え、作業者が作業しやすい。一般的なコンテナに入れて輸送できるため、物流費も抑えられる。
同社によると、同450トンクラスでも小型機と同様の精密加工性能が求められて...
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(2017/10/18 05:00)
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