モノづくりフェア２０１７・会場リポート（下）効率化・省エネ追求

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  デクシスの双腕ロボットの動きに見入る来場者

福岡市博多区のマリンメッセ福岡で開催中の「モノづくりフェア２０１７」は２日目の１９日もにぎわった。

デクシス（千葉県船橋市）は７月に発売した外観検査用双腕ロボットを展示。担当者は「目視で行っていた外観不良検査の作業効率化につながる」と自信をみせた。福岡機器製作所（福岡市博多区）は、微細な泡で研削液などの効率を高める装置を紹介。昭和鉄工は薄型面状ヒーターで加熱効率の高さをアピールするなど効率化や省エネにつながる出展内容が目立った。

中穴用Ｏリング挿入機を出展した冨士高圧フレキシブルホース（山口県光市）は「大学や研究機関など今までにない反響がある」と来場者の反応に期待を寄せた。

ほかにもセミナー会場では福岡県工業技術センター（福岡県筑紫野市）が産学連携による製品化事例などを発表した。モノづくりフェア２０１７は２０日まで。（福岡）