[ ロボット ]
(2017/11/6 05:00)
ファナックは産業用ロボットの累計生産台数が50万台を達成した。1977年に「ROBOT―MODEL1」の量産を開始。15年11月に累計40万台を超え、2年後に50万台の節目を迎えた。同社によると産業用ロボットの累計生産台数では世界最多記録という。
機種別で最も売れたのは6軸垂直多関節ロボット「R―2000iシリーズ=写真」。汎用性の高さが評価され、急成長を後押しした。累計生産台数60万台の達成時期について稲葉善治会長は「2019年前半」と指摘した。中でも安全柵を設けることなく、人のそばで作業できる「協働ロボット」の拡販を強化していくとしている。
ロボットの生産能力は月6000台で、すべて日本で生産する。現在は茨城県にロボットの新工場を建設しており、18年8月の稼働を予定する。人手不足などにより世界で拡大する工場の自動化に伴うロボット需要に対応する。
(2017/11/6 05:00)
機械・ロボット・航空機1のニュース一覧
- 垣堺精機、炭素繊維を連続して切断できるスリッターマシン開発(17/11/06)
- 昭和機器、ポンプなどの水没防ぐ自家発電機向け装置を開発(17/11/06)
- 上昇気流に乗れ・航空機産業を支える企業と技術(37)エムエスシーソフトウェア(17/11/06)
- ファナック、産ロボ生産累計50万台達成−19年前半、60万台視野(17/11/06)
- さあ出番/昭和電機製作所社長・山本洋介氏「国際化・決断スピード化」(17/11/06)
- 中村留精密、搬送・装着時間を22%短縮したガントリーローダー投入(17/11/06)
- 三菱マテ、正面削りカッターにバリ抑制インサート追加(17/11/06)
- 経営ひと言/高砂熱学工業・大内厚会長兼社長「環境変化に対応」(17/11/06)