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トヨタ、イスラエルで投資拡大-ロボットや自動運転分野

(2017/11/8 05:00)

  • イントゥイッション・ロボティクスの「ELLI-Q」

【テルアビブ=ロイターES・時事】トヨタ自動車はイスラエルのロボットや自動車技術への投資を拡大する方針だ。人工知能(AI)やロボット技術に投資するトヨタのベンチャー・キャピタルファンド「トヨタAIベンチャーズ」の責任者、ジム・アドラー氏がイスラエル訪問中にロイター通信に語った。

トヨタは7月、高齢者の生活支援ロボット開発を手がけるイスラエルのインスティチューション・ロボティックスに対する1400万ドルの投資を主導した。

アドラー氏は「将来的に、トヨタのイスラエル市場への関与は増えるだろう」と指摘。「データが自動車開発で重要になる中、イスラエルでは非常に多くの革新が起きている」と話した。自動運転に利用される、認知や予測を処理する技術への関心が特に強いという。

米インテルも今年、運転支援システム開発のイスラエル企業、モビールアイを153億ドルで買収した。

アドラー氏は、日本では今後20年で65歳以上の人口が40%に達するなど高齢化が進んでおり、高齢者が施設でなく自宅で生活するための技術への需要が出てくると説明。「トヨタはこの分野で役割を果たせると考えている」と語った。

(2017/11/8 05:00)

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