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[ 科学技術・大学 ]
(2017/11/9 05:00)
シンガポールを拠点とする宇宙ベンチャーのアストロスケール(岡田光信最高経営責任者)は、宇宙空間に漂う数ミリメートル以下の微小な大きさの宇宙デブリ(宇宙ゴミ)を観測する超小型衛星「IDEA OSG1」(イデアオーエスジーワン、写真)をロシアのロケット「ソユーズ」でロシア・ボストーチヌイ宇宙基地から28日14時41分に打ち上げる。
同衛星は高度600キロ―800キロメートルの楕円(だえん)軌道を周回し、0.1ミリ―10ミリメートルの宇宙ゴミを計測する。宇宙ゴミの大きさと位置を計測し、宇宙空間での宇宙ゴミの分布を把握。ゴミの分布や量のモデルを構築できれば、宇宙機の防護設計や衝突被害の最小化に役立てられる。
衛星のサイズは40センチ×40センチ×60センチメートルの直方体。重さは25キログラム。開発コストは数億円程度とみられる。
(2017/11/9 05:00)
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