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[ 環境・エネルギー ]
(2017/11/8 18:00)
(ブルームバーグ)電気自動車(EV)販売ブームが予想を上回れば、世界の石油需要は2030年代後半にピークに達し、頭打ちとなる可能性があるとの見方を、石油輸出国機構(OPEC)が示した。
OPECは7日発表した年次報告書「世界石油見通し」の中で、世界の自動車の25%が電池を搭載すれば、世界の石油需要は30年代後半に日量約1億900万バレルで横ばい状態になると予想した。
OPECは主要シナリオではEV台数はその半分のペースで増えると見込み、石油需要は向こう数十年間は拡大すると予測。ただ、EV台数が予想を上回るペースで伸びるシナリオを考慮している事実は、脅威をより深刻に受け止め始めていることを示している。
(2017/11/8 18:00)