ＪＡＸＡ、野口さん喜び語る−３度目の宇宙に感謝

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２０１９年終わりごろに、国際宇宙ステーション（ＩＳＳ）の約半年間の長期滞在が決まった宇宙航空研究開発機構（ＪＡＸＡ）の野口聡一宇宙飛行士（写真）が９日、都内で会見し「３度目の宇宙飛行の機会を与えてもらえたことに感謝している」と喜びを語った。

野口宇宙飛行士は０５年にスペースシャトル搭乗、０９年にＩＳＳの長期滞在、今回が３回目の宇宙滞在となる。日本人宇宙飛行士のＩＳＳ長期滞在は、１２月にＩＳＳに向かう金井宣茂宇宙飛行士に続き９回目。野口宇宙飛行士は１１月末からＩＳＳ長期滞在のための訓練を始める。ＩＳＳへの移動には米国の民間企業が開発を進める新型宇宙船を利用する可能性がある。

会見で野口宇宙飛行士は「油井亀美也さん、大西卓哉さん、金井さんら新世代の宇宙飛行士の活躍から刺激を受けている。金井さんから受けとったタスキを持って、１０年代の日本の有人宇宙飛行の任務を全うしたい」と意欲を示した。