[ ロボット ]
(2017/11/14 05:00)
安川電機は13日、可搬質量35キロ―600キログラムの中・大型産業用ロボット29機種の販売を順次始めたと発表した。いずれも新型コントローラーに対応し、同社従来製品と比べ動作性能などを高めた。用途はハンドリングや溶接などで、数十機種を同時期に発表するのは初めて。中・大型ロボットを活用する自動車産業では溶接工程などで複数のロボットを導入する機会が多く、品ぞろえを整えてから提案することで製品を選びやすくした。
「モートマン」シリーズの中・大型ロボット(写真)の品ぞろえを拡充する。新型コントローラー「YRC1000」に対応し、新機能によりロボットの出しうる最高速度での動作を可能にした。また新たな軌跡制御の採用で軌跡誤差を同社従来製品と比べ80%小さくした。メンテナンス性や省エネルギー性能なども高めた。
(2017/11/14 05:00)