[ ICT ]
(2017/11/15 05:00)
日本IBMは日本生命保険から、米IBM製メーンフレーム(大型汎用機)の最新機種「IBM z14」を受注した。z14を納入するのは国内金融機関では初めて。日本生命は災害対策ソリューション(GDPS)と組み合わせて、2018年5月からz14の運用を始める予定。
z14はシステム上の全てのデータを次世代ハードウエア暗号化機構で暗号化することが可能。暗号化に伴うアプリケーション(応用ソフト)の変更を最小限に抑え、性能面への影響もなく実行できる。ハッカーの標的となりやすい暗号化キーはハードウエアで保護され、物理的な開封や電気的な内部解析を行おうとするとキーを消去する。
こうした高度なセキュリティー機能が決め手となったという。個人情報や契約情報などの機密性の高いデータについてもz14で管理していく計画。
(2017/11/15 05:00)
電機・電子部品・情報・通信2のニュース一覧
- 米HP、商用VR事業を拡大−背負えるシステム投入(17/11/15)
- 富士通、シンガポール組織と提携-スマート製造ソリューション開発へ(17/11/15)
- インタビュー/NTTコムウェア社長・栗島聡氏「グループ内外で連携加速」(17/11/15)
- ものレボ、小ロット専用の生産管理アプリ発売-納期遅れを警告(17/11/15)
- 日本IBM、日生から最新汎用機「z14」受注 高度なセキュリティー機能が評価(17/11/15)
- 富士通SSL、シマンテックと販売契約を締結(17/11/15)
- SCSK、伊予銀にスマホ用ソフト納入(17/11/15)
- 経営ひと言/リオ五輪銀メダリストの飯塚翔太さん「驚きの10.6秒」(17/11/15)