[ 機械 ]
(2017/11/16 05:00)
【名古屋】愛知時計電機はファーウェイ・ジャパン(東京都千代田区、王剣峰社長、03・6266・8008)と共同で水道メーターの自動検針技術を開発する。12月から2018年1月にかけて国内で実証実験を実施し、18年春をめどに事業化する計画。
低い消費電力で長距離通信を行える無線通信技術「LPWA」の一つ「NB―IoT」を使用する。愛知時計電機はNB―IoT対応の無線通信機を内部に搭載した水道メーターを製作。メーターには地震に反応するセンサーも搭載し、震災時の被害の遠隔確認も可能にした。
地上設置が一般的な電気、ガスメーターに対し、地下に埋設されることが多い水道メーターは自動検針を行う場合の無線の届きにくさが課題となっていた。他の無線通信と比べて物陰や地下にも電波が届きやすいNB―IoTを活用し、解決を図るという。
愛知時計電機は9月から日本IBMやスタンシステム(徳島県)などと共同でガスメーターの自動検針技術の実証実験も行っている。
(2017/11/16 05:00)
機械・ロボット・航空機2のニュース一覧
- メカトロ実習いかが−新興技研が教育機関・製造現場向け最新装置(17/11/16)
- YSK、タイで進出企業と協業−メッキシャフトの品質向上狙う(17/11/16)
- エンジ3社の4―9月期、2社が受注増−インフラ・新エネが下支え(17/11/16)
- 愛知時計電機、ファーウェイ・ジャパンと水道メーターの自動検針技術を開発(17/11/16)
- さあ出番/田神工作所社長・田神知之氏「“ノー”禁句、新技術に挑戦」(17/11/16)
- 日立建機、中型ホイールローダー2機種を投入−高操作性で燃費減(17/11/16)
- 横河電、「OPC UA」対応のプラント管理システム−安全にデータ交換(17/11/16)
- 経営ひと言/日本捲線工業・村井雄三社長「オゾンの効能」(17/11/16)