[ 機械 ]
(2017/11/17 05:00)
三菱重工業グループの三菱重工交通機器エンジニアリング(MHI―TES、広島県三原市)は16日、宮崎空港ビル(宮崎市)から旅客搭乗橋(PBB)5基を受注したと発表した。受注額は非公表。国内初となる小型機対応タイプ(イメージ)2基、トンネル通路内の段差をなくしたステップレスタイプ3基の納入を9月から開始。12月までに全基の供給を完了する計画だ。
小型機対応のロングタイプは、宮崎空港ビルと共同開発した。昇降装置やトンネル部などの設計を総合的に見直し、宮崎空港の国内線全機種に接続できるようにした。従来のPBBは、座席数80人前後の小型旅客機に対応していなかった。
MHI―TESは国内のPBB市場で、約65%のシェア(過去3年)を握る。PBBを含む輸送機関連の事業規模は30億―40億円。
(2017/11/17 05:00)