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[ エレクトロニクス ]
(2017/11/22 05:00)
富士電機は中国でサーボシステム(モーター・アンプ)の生産能力を2018年内に2倍に高める。2工場を増強し、製品ラインアップのほぼすべてを中国生産とする。現地では自動化を目的に工作機械やロボットの導入が急増。これらの装置にはサーボシステムが不可欠で同社は旺盛な需要に対応する。パナソニックや三菱電機も中国でサーボシステム関連の増産に動く。完成装置のみならず、中核部品も含め日系企業の中国への投資が活発化してきた。
富士電機は中国でサーボモーターを生産する大連、サーボアンプを製造する無錫の両工場の生産ラインを増強する。投資額は数億円。作業者も増員する。
日本で手がける高付加価値製品の生産を移管するほか、すでに現地生産している製品の供給量も増やす。日本から生産移管する高付加価値製品の納期を3分の1に短縮し、競争力を高める。
サーボシステムをめぐり中国では日系メーカーの投資が活発化している。...
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(2017/11/22 05:00)
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