[ その他 ]
(2017/11/22 05:00)
「洗浄が拓く、モノづくり日本」をテーマに、「2017洗浄総合展」(日本洗浄技能開発協会、日本産業洗浄協議会、日刊工業新聞社主催)が29日、東京・有明の東京ビッグサイトで開幕する。洗浄装置、洗浄剤など関係各社の最先端の製品・技術が勢ぞろいする。会期は12月1日まで。主な出展者の展示内容を紹介する。
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【JXTGエネルギー/炭化水素系洗浄剤を出展】
JXTGエネルギーは炭化水素系洗浄剤「NSクリーン」を出展する。パラフィン系炭化水素の単一物質で構成された洗浄剤。塩素や芳香族分を含まないため環境や人体への影響が少ない。鉄や銅、アルミニウム、ステンレスなど金属部品全般の加工油の脱脂洗浄を中心に幅広い分野で使用可能。希釈溶剤などの用途にも活用できる。
【片倉工業/6軸可動アーム搭載ロボ洗浄機】
片倉工業は、6軸可動のアームを搭載したロボット洗浄機を出展する。前後移動に加え回転可動するテーブルに固定されたワークを、アーム先端のノズルがスプレー洗浄・エアブローする。大型で穴の多いワークなどの洗浄に最適。洗浄可能なワーク寸法は直径700ミリ、高さ650ミリメートル。ワーク耐荷重は80キログラム。
【セントラル硝子/精密洗浄対応フッ素系溶剤】
セントラル硝子は、フッ素系溶剤「セレフィン」を出展する。オゾン層破壊係数が実質的にゼロ、地球温暖化係数は1未満の溶剤。蒸発潜熱が小さく乾燥性にも優れている。表面張力が小さく精密洗浄にも対応できる。金属加工品の脱脂・洗浄や電子部品の洗浄、フラックス洗浄、パーティクルの除去などに活用できる。
【田邊空気機械製作所/プラコンテナ用洗浄乾燥機披露】
田邊空気機械製作所(大阪府摂津市)は、プラスチックコンテナ用洗浄乾燥機「ドライ&ドライ」を初披露する。3個のコンテナを同時洗浄できる。洗浄可能な最大コンテナサイズは幅500ミリ、奥行き350ミリ、高さ200ミリメートル。縦回転の遠心脱水方式を採用して乾燥を促進する。従来機種と比べコストを50%削減できる。
【ジャパン・フィールド/洗浄液の消耗抑制システム】
(2017/11/22 05:00)