先端材料技術展2017・紙上プレビュー（１）東レほか

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  東レ

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  カドコーポレーション

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  名古屋大学ナショナルコンポジットセンター

日刊工業新聞社と先端材料技術協会は２９日−１２月１日の３日間、東京ビッグサイト（東京都江東区）で「ＳＡＭＰＥ　ＪＡＰＡＮ２０１７」を開く。内外から１３０社・団体が出展し、最先端の複合材料や加工技術を競演する。主な出展者と展示内容を紹介する。

【東レ／炭素繊維、高強度・剛性】

東レ　世界トップシェアの炭素繊維「トレカ」や、トレカ使用の炭素繊維強化プラスチック製品を展示。高い強度や剛性、軽さを生かし、航空機や自動車などに幅広く使用される。採用拡大が期待される自動車用途はコンセプトカー（写真）、宇宙用途はイプシロンロケットのミニスケール模型などを展示し技術力をアピールする。

【カドコーポレーション／６軸ロボ使用】

カドコーポレーション（兵庫県たつの市）ＫＵＫＡ（ドイツ）の６軸ロボット（写真）を使用した炭素繊維強化プラスチック（ＣＦＲＰ）など先端複合材料の自動成形装置やＭＦ―ＴＥＣＨ（フランス）のフィラメント・ワインディングロボット装置の展示や紹介をする。その他、装置・材料メーカーと共同ブースで自動成形装置を展示する。

【名古屋大学ナショナルコンポジットセンター／ＣＦＲＰ製の車用シャシー】

名古屋大学ナショナルコンポジットセンター（名古屋市千種区）熱可塑性の炭素繊維強化プラスチック（ＣＦＲＰ）製の自動車用シャシー（写真）を出展する。炭素繊維とナイロンの押出素材を１秒でプレス成形した。部材融着接合も可能。金沢工業大学などと構成するコンソーシアム参加企業のＣＦＲＰ加工技術の展示もある。