[ ICT ]
(2017/12/6 15:30)
AIスピーカー「エコー」経由も遮断
(ブルームバーグ)米アルファベット傘下のグーグルは、アマゾン・ドット・コムのストリーミング機器を通じて動画共有サービス「ユーチューブ」を利用できなくする措置を取る。グーグルが5日発表した。アマゾンがグーグル製品からの「アマゾン・プライム・ビデオ」の視聴を認めていないことや、通販サイトでグーグル関連会社、ネストの一部製品の取り扱いを最近中止したことを理由に挙げた。
グーグルはタッチスクリーンが付いたアマゾンのスマートスピーカー、「エコー・ショー」からのユーチューブへのアクセスを5日に遮断。アマゾンの「ファイアTV」セットトップボックスでも来年1月1日からはユーチューブを使えなくなる。
グーグルは発表資料で、「われわれは互いの製品・サービスを消費者が利用できるよう、アマゾンとの合意に向け努力してきた」と説明。一方、アマゾンは今後、同社製品がユーザーをユーチューブのウェブサイトへと誘導するとした上で、できるだけ早期の解決を望むと発表資料で表明した。
(2017/12/6 15:30)