[ その他 ]
(2017/12/7 05:00)
9日に発売する日刊工業新聞社発行の月刊誌「機械設計」1月号では、「からくりのメカニズム設計―カムとリンクの組合せ方編―」を特集する。からくりの設計では電気エネルギーなどに頼らずに、メカニズムの基本原理を応用して低予算で目的とする動作を実現する。そのためにはメカニズムの運動特性や力特性などについて深い知識を持つことが必要とされる。
特集では、一つのモーターで装置全体を動かすようなからくりを設計するのに必須のカムとリンクを取り上げた。まず、リンクと汎用メカニズムの組合せ方やリンクを使った運動の伝達方法を解説。カムを使わずに、複数のユニットが同期して作業をする装置を例にとって、リンク機構の作り方を紹介した。
次に、複数の駆動軸を持つユニットを、一つの動力源で思い通りに動かす方法を取り上げた。カムとリンクを使って、装置に組み込まれた複数の駆動軸を、相互に干渉することなくタイミングよく動かす方法を紹介した。これらの方法を知ることで、最適な設計を実現するための引き出しを増やすことできる。
(2017/12/7 05:00)
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