[ ICT ]
(2017/12/13 15:00)
(ブルームバーグ)米アルファベット傘下のグーグルは、テクノロジーで最も競争が激しい分野の一つである人工知能(AI)で優位に立とうとする中、中国への関与を深めつつある。
グーグルは上海で13日開かれる同社の年次開発者会議で、北京の新たな研究施設の開設を発表する予定だと説明。「グーグルAI中国センター」では小規模な研究者グループを配置し、中国を拠点とする数百人のエンジニアがサポートする体制となる見通し。
グーグルは2010年に中国政府が求めた検索コンテンツの自主検閲を拒否し、同社サービスの大半がその後遮断されていたが、その中国で再びプレゼンスの構築を進めている。同社は採用のほか、サンダー・ピチャイ最高経営責任者(CEO)が今月初めの訪中の際に売り込んだAIツール「テンサーフロー」のプロモーションを強化しつつある。
(2017/12/13 15:00)