- トップ
- 科学技術・大学ニュース
- 記事詳細
[ 科学技術・大学 ]
(2017/12/25 05:00)
理化学研究所仁科加速器研究センターRIビーム分離生成装置チームの福田直樹仁科センター研究員や吉田光一チームリーダーらは、理研の重イオン加速器施設「RIビームファクトリー」を用い、2011―13年に加速器のビーム強度を10倍にすることで、73種類の新しい放射性同位元素(RI)を発見した。
RIの発生の仕組みを調べることで、重元素合成の謎の解明が期待される。
ウラン238やキセノン124のビームを光の速さの70%まで加速し、標的となるベリリウム原子核に衝突させる。その際に発生するRIを集め分析した。原子番号25のマンガンから原子番号68のエルビウムまでの新しいRIを見つけた。
成果は日本の科学雑誌ジャーナル・フィジカル・ソサエティー・オブ・ジャパンに掲載された。
(2017/12/25 05:00)
科学技術・大学のニュース一覧
- 東北大、数珠状部品の新機構開発 柔軟・固定の状態を簡単切り替え(動画あり)(17/12/25)
- どうなる日本の科学・ノーベル賞受賞者に聞く(8)島津製作所・田中耕一氏(17/12/25)
- 裏読み科学技術(42)コンピューターが仕事奪う?−1つの仮説、大騒ぎ不要(17/12/25)
- 東芝とIRID、釣りざお型ロボ開発 福島第一原発2号機調査向け(動画あり)(17/12/25)
- 理研、放射性同位元素73種を発見 加速器ビーム強度10倍で(17/12/25)
- モノづくり日本会議、高専の国際人材育成シンポを来月開催(17/12/25)
- 経営ひと言/宇宙航空研究開発機構・宇宙飛行士の野口聡一さん「中高年の星」(17/12/25)