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[ トピックス ]
(2018/1/9 05:00)
安倍晋三政権は国内総生産(GDP)600兆円経済の達成を掲げる。経済成長の柱の一つとして期待されるのが科学技術だ。2016―20年度の日本の科学技術政策の長期計画「第5期科学技術基本計画」では5年間で科学技術予算26兆円の確保を目指す。
18年は超スマート社会「ソサエティー5・0」の実現に向けた技術開発を促進する。人工知能(AI)やビッグデータ(大量データ)に加え、量子コンピューターなどを含む「光・量子」分野を科学技術の柱とする方針だ。
官民の大型共同開発も推進する。内閣府は18年度からの目玉施策として「官民研究開発投資拡大プログラム」(PRISM=プリズム)を始める。
民間の研究開発誘発効果が高いとされる「サイバー空間基盤技術」や「フィジカル空間基盤技術」、「建設・インフラ維持管理技術/防災・減災技術」の3領域を設定。各省庁の施策を誘導し、民間からの投資を最大限活用する考えだ。科学...
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(2018/1/9 05:00)
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