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[ 機械 ]
(2018/1/15 05:00)
日本精工は自動車や産業機械向け部品の需要増を受け、2017―18年度の設備投資を当初計画比1割強増の1400億円以上に引き上げる。中国や日本、韓国などで設備を増強し、軸受やボールネジなどの生産を拡大する。中国では車需要が想定を上回るほか、車用自動変速機(AT)の浸透などで軸受の採用が拡大。世界で工作機械や半導体製造装置の位置決めに使う直動製品の引き合いも増えており、供給体制の整備を急ぐ。
自動車向け部品では中国の新車販売台数が日本精工の想定を上回るペースで伸びたこともあり、現地生産拠点はフル稼働の状況が続く。ATの搭載やATの多段化も進み、関連部品の軸受の引き合いも活発になっている。
旺盛な需要に対応するため、中国の崑山市や東莞市の工場で設備を増強し、軸受やステアリングコラムなどの生産を拡大。日本では群馬県高崎市の工場で軸受の設備投資を積み増し、日系ATメーカー向けへの供給体制を強化す...
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(2018/1/15 05:00)
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