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[ ロボット ]
(2018/1/15 05:00)
車・電子機器向けなどすそ野広がる
産業用ロボットの需要が急拡大している。日本ロボット工業会によると、2018年のロボット生産額は初の1兆円の大台に乗る見通しだ。17年も前年比28%増の9000億円と過去最高を見込む。「3―5年後をめどに受注額2兆円」(稲葉善治会長=ファナック会長)も視野に入る。国内外で工場の自動化が進展。特に中国市場が伸びており、自動車産業だけでなく電子機器製造受託サービス(EMS)などユーザーのすそ野も広がっている。
中国での高い自動化投資意欲をはじめ、アジアや欧米で景気拡大による需要の増加が期待される」。稲葉会長は国内市場が堅調に推移する中、需要の約7割を占める海外市場が大幅に伸びると予想する。18年のロボット受注額予想は1兆1000億円に設定した。
市場をけん引する中国では車産業が堅...
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(2018/1/15 05:00)
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