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[ 中小・ベンチャー ]
(2018/1/24 05:00)
【札幌】中小企業基盤整備機構北海道本部と北海道内中小企業10社は、寒冷地対応電気自動車(EV)の新型「ネイクル・タイプIII」を開発し、北見通運(北海道北見市)と販売契約を結んだ。タイプIIIは光岡自動車(富山市)のトライク型(3輪バイク)EVをベースに改良。2人乗りで、運転席と助手席の後ろ側に100キログラムまでの荷物を積めるコンテナを設けた。外装を水玉模様にするなど子どもにも親しみやすいデザインに仕上げた。
北見通運はJRコンテナ輸送を担当する事業所との送迎に使用し、タイプIIIを通じて環境に優しいコンテナ輸送をアピールする。同社は北見市のゴミ袋を販売店に卸す指定業者でもあり、ゴミ袋の配送にも活用する。舛川誠社長は「高齢者が乗りやすく、観光客が借りて近場の名所を巡るなど、もっと使ってもらえるようになってほしい」とネイクルへの期待を語った。
タイプIIIは札幌ドーム(札幌市豊平区)で開かれた札幌モーターショー2018内の「北海道自動車産業ゾーン」でお披露目した。これまでネイクルは、寒冷地装備を最小限に抑えてコストを抑制し、キタキツネを模した車体などが製作されたが、1人乗りで荷台はなかった。
(2018/1/24 05:00)
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