[ 機械 ]
(2018/1/30 05:00)
日立建機は29日、2018年3月期業績予想を上方修正した。売上高は前回予想比400億円増の9300億円、営業利益が同220億円増の770億円、税引き前利益が同260億円増の770億円、当期利益は同160億円増の460億円を見込む。油圧ショベルの17年度世界需要も同7000台増の20万1000台に変更した。
17年4―12月期連結決算(国際会計基準)は当期利益が前年同期比17・0倍の429億円。収益性の高い鉱山機械向け部品・サービスの売り上げが前年同期に比べて約3割伸びたことが寄与した。「注文が順調に入っている」(桂山哲夫執行役常務)という。為替が円安傾向だったことも利益を押し上げた。地域別売上高では中国が同98%増の783億円、北米が同89%増の1033億円、オセアニアが同74%増の1106億円だった。
(2018/1/30 05:00)