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[ 自動車・輸送機 ]
(2018/2/1 14:00)
三井造船と常石造船(広島県福山市)が、商船事業で業務提携することが1日分かった。両社は経営の独立性を維持しつつ、協業により設計開発力やコスト競争力の強化につなげる。
提携の詳細は今後詰めるが、できるだけ早期に具体的な施策を実行する方針。三井造船が造船事業で継続的な業務提携契約を締結するのは今回が初めて。三井造船は4月1日付で純粋持株会社制に移行し、造船事業を分社する。新会社の事業を早期に軌道に乗せるため、常石との提携を早期に実現する。
常石造船は中国やフィリピン、パラグアイで新造船の建造や船舶修繕事業を手がけ、高いコスト競争力を持つ。三井造船は常石の海外拠点で新造船の建造を指向するほか、設計人員の融通や新船型の研究開発などで協業することを検討している。
(2018/2/1 14:00)