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[ 自動車・輸送機 ]
(2018/2/3 05:00)
【名古屋】豊田合成と日本化薬は2日、エアバッグ事業などでの協業関係の強化を目指して資本提携すると発表した。近日中に両社の発行済み株式の約0.3%にあたる10億円の株式を相互に持ち合う。エアバッグは世界的な安全規制の強化などから需要が拡大しており、資本提携で製品の供給量を確保する狙いだ。
両社は、従来から日本化薬がエアバッグの中核部品であるインフレーター(ガス発生装置)を豊田合成に供給するなど取引関係があった。今後はエアバッグ事業での協業に加えて新素材の開発や品質保証などでも連携する考えだ。
豊田合成は17年にはダイセルとも約10億円の株式持ち合いを始めている。
(2018/2/3 05:00)