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[ 化学・金属・繊維 ]
(2018/2/12 05:00)
【札幌】草野作工(北海道江別市、草野貴友社長、011・382・2135)は、新素材「発酵ナノセルロース(NFBC)」の販売に乗り出す。価格はゾルベースの濃度1%で、1キログラム1000円(消費税抜き)。年間100トンの需要が見込めれば、年200トンを製造できる体制を築く。その際は5億5000万―6億円程度の設備投資に踏み切る構えだ。
まずNFBCの量産に向けた準備として、江別RTNパーク(北海道江別市)の敷地面積約1万3000平方メートルの用地について取得契約を交わした。取得額は5400万円。2月下旬開催の江別市議会で正式承認される見通し。
取得した用地は社内会議など「もう一つの本社機能として使用することも検討する」(草野社長)。
NFBCは鋼鉄の5分の1の軽さで5倍以上の強度があるセルロースナノファイバー(CNF)の一種。草野作工と北海道大学が北海道発の素材として研究開発を進めてき...
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(2018/2/12 05:00)
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