[ 新製品 ]
(2018/2/14 05:00)
ZMP(東京都文京区、谷口恒社長、03・5802・6901)は、最大5キロメートルの計測エリア内でセンチメートル単位の位置計測が可能になる高精度位置計測ソリューション「ZMP RTKポジションZ」を発売した。価格は210万円(消費税抜き)から。自動運転技術や移動ロボットの自動走行時の位置計測システムなどで利用できる。
同ソリューションは全地球測位システム(GPS)アンテナや補正信号送受信機、ソフトウエアなどのセット。GPSやGPSのロシア版であるGLONASS(グロナス)に対応したRTK(リアルタイムキネマティック)が、センチメートル単位の位置計測を可能にする。
フィールド内に固定する基準局と車両やロボットに搭載する移動局が無線通信で連携し、詳細な位置を把握する。オプションの中継器を使うと従来30メートルだった計測範囲が100メートルに広がる。同じくオプションのアンドロイド端末を使ったインターネット経由の補正データ利用ならば、最大5キロメートルのエリアの計測も可能となる。
(2018/2/14 05:00)