[ ロボット ]
(2018/2/14 05:00)
米エヌビディアは主力のビデオゲーム市場や仮想通貨のマイナー(採掘者)、データセンター所有者からのグラフィックス用半導体需要が好調で今四半期の売上高が市場予想を上回る見通しを示した。
発表資料によると、2―4月(第1四半期)の売上高は29億ドル(約3150億円)の上下2%になる見通し。ブルームバーグの集計データによれば、アナリスト予想平均は24億4000万ドルだった。
エヌビディアの半導体製品はデータセンター事業者による人工知能(AI)コンピューティングの並行作業での利用が増えている。また、売上高の6割近くを占めるゲーム関連事業は、高性能グラフィックス・チップカードの仮想通貨マイニングへの転用が後押しした。
2017年11月―18年1月(第4四半期)の純利益は11億2000万ドル(1株当たり1・78ドル)と、前年同期の6億5500万ドル(同99セント)から増加した。売上高は34%増の29億1000万ドル。アナリスト予想平均は、1株利益が1・16ドル、売上高は26億8000万ドルだった。
(ブルームバーグ)
(2018/2/14 05:00)