[ ロボット ]
(2018/2/14 05:00)
白泉社(東京都千代田区)と博報堂DYデジタル(東京都港区)は、プリファード・ネットワークス(PFN、東京都千代田区)の人工知能(AI)による自動着色技術を使ったカラー版マンガ作品の配信と販売を始めた。第1弾は白泉社が扱う「結婚×レンアイ。」(萩尾彬著)など2作品。今後も多くの作品のAI着色によるカラー版を提供する。
PFNが開発した「ペインツチェイナー」の仕様を変更し、マンガ着色向け新モデルを作り上げた。独自のグラデーションなどの味わいが楽しめるという。ペインツチェイナーは白黒などで描かれた線画のファイルや写真画像を読み込ませると、AI技術のディープラーニング(深層学習)により自動的に着色する技術。
PFNがマンガ着色モデルの開発を担当。博報堂DYデジタルは仕様策定と制作進行のディレクションを担当した。
(2018/2/14 05:00)