- トップ
- 機械ニュース
[ 機械 ]
(2018/2/14 05:00)
住友電気工業は4月1日から国内向け超硬工具を10―15%値上げする。超硬工具の完成品値上げは13年ぶり。原材料のタングステンやコバルトの価格高騰を、製造・管理業務の合理化などで吸収しきれなくなった。原材料高騰は業界共通の課題だ。競合他社では7年前の価格高騰時に値上げを実施した企業もある。このため、現段階では静観する向きもあるが、業界大手の住友電工が値上げに踏み切ることで、他社が追随する可能性もある。
住友電工は13日に工具商社など、顧客向け説明会を開いた。値上げは4月1日受注分から適用する。対象は工具製品数の約7割を占める超硬工具や丸棒などの合金素材。
値上げ幅は刃先交換インサートやドリル、エンドミルといった切削工具、部品などが10%。特殊切削工具、金型、耐磨工具が10―15%、合金素材が15%以上。売上高の5割以上を占める海外向けも、各地域の状況に応じて値上げを検討していく。
超硬...
(残り:189文字/本文:589文字)
(2018/2/14 05:00)
※このニュースの記事本文は、会員登録 することでご覧いただけます。
Journagram→ Journagramとは
PR
機械・航空機1のニュース一覧
- 住友電工、超硬工具 13年ぶり値上げ 4月から10―15%(18/02/14)
- 第60回十大新製品賞/日本力(にっぽんぶらんど)賞-クボタ(18/02/14)
- 工作機械主要7社の1月受注、前年比35%増 内外需が大幅な伸び(18/02/14)
- アマダHD、製販部門を再統合(18/02/14)
- 川重、舶用推進用旋回式スラスター4基を初受注(18/02/14)
- DMG森精機の前12月期、営業益15倍の293億円(18/02/14)
- シマノ、来秋にR&Dの新拠点−前12月期は増収減益(18/02/14)
- 堀場製作所の前12月期、営業益45%増−売上高・各利益最高(18/02/14)
- 幸和製作所、屋内の狭い通路も歩けるスリムな歩行車(18/02/14)
- エアバス、P&Wエンジン搭載のA320neo引き渡し停止(18/02/14)