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[ 機械 ]
(2018/2/16 05:00)
フジテックは、IoT(モノのインターネット)技術を活用し、エレベーターのモーター検査データを遠隔地で常時監視できるシステムを開発した。異常原因を早期発見できる。突発的な不具合対応を減らせ、保守サービスの効率化にもつながる。2月中に運用を始める。これまでエレベーターは、運転遠隔監視システムや日常点検などでIoT技術を取り入れてきたが、異常対応などにも採用が広がってきた。
エレベーターの運転中にモーターに振動があったり、自動診断機能で電圧異常が検知されたりした場合、原因特定のため「メモリハイコーダ」と呼ぶ装置を使用する。従来、現場にメモリハイコーダを設置して数週間から数カ月にわたりデータを収集し、その後、蓄積データをまとめて分析していた。
ただこの手法では結果を得るまでに時間がかかる。その間に不具合が深刻化するリスクや、突発的な不具合対応でフィールドエンジニアの負担が重くなる課題があった。...
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(2018/2/16 05:00)
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