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[ 科学技術・大学 ]
(2018/2/22 05:00)
高知工科大学の山本真行教授らが開発した津波防災用などの観測装置がロケット開発ベンチャーのインターステラテクノロジズ(北海道大樹町)のロケットに搭載される。
同社が今春打ち上げる観測ロケット「MOMO2号機」に、地震など巨大災害時に発生する低周波音(インフラサウンド)を捉える観測装置を載せることが決まった。成層圏上部から地上に戻る間に装置自身が発するベル音を採取し、希薄大気中の音の伝わる様子を調べる。
山本教授は高知県内で津波センサーの実証実験を進めており、成果を自然災害の検知、防災技術の向上に役立てる。民間企業のロケットを利用した宇宙実験は国内初だという。MOMO自体も実証段階だが、「載せてもらえるなら早いほうがいい」と山本教授は意気込む。
(2018/2/22 05:00)
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