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[ 自動車・輸送機 ]
(2018/2/26 05:00)
三菱重工業は米ボーイングの次世代大型旅客機「777X」向け後部胴体パネルの初号機を、広島製作所江波工場(広島市中区)から出荷した。江波工場は旧鉄構工場を改修後、航空機向けに独自の自動化ラインを開発・設置。品質向上や処理能力の拡大で効率化につなげた。
777Xでは、部品製造でも独自開発の新型設備を導入。複数の場所にまたがって生産していた工程を集約し、一貫加工によるリードタイムの短縮に成功。従来作業のボトルネックを解消した。
777Xは、エアラインへの初号機引き渡しを2020年に計画する。三菱重工業は現行「777シリーズ」における担当部位を踏襲し、777Xの後部・尾部胴体と乗降扉の製造を手がけている。
(2018/2/26 05:00)