[ ICT ]
(2018/2/27 05:00)
ヤフーは人工知能(AI)とビッグデータ(大量データ)を活用し、電車や駅の混雑状況を予測するサービスを始めた。スポーツやコンサートなどのイベント開催で混雑が予想される場合に、当日から5日分の電車内などの混雑度を10分ごとに3段階で表示する。利用者は移動時間をずらすなど、混雑のピークを避けた円滑な移動ができる。
新サービスは「異常混雑予報」。ヤフーが無料で提供する乗り換え検索アプリケーション(応用ソフト)「Yahoo!乗換案内」に導入した。首都圏の主要26路線について混雑状況を予測する。また、各沿線に関する情報をツイッターのつぶやきから抽出し表示することで、混雑理由などを推測できるようにする。
混雑状況は月4000万人程度が利用するヤフーの乗り換え案内サービス「Yahoo!路線情報」のデータを活用して予測する。同サービスで検索された経路や日時などのデータを基に、AIが「どの路線でいつ、異常な混雑が起こるのか」を分析する。
(2018/2/27 05:00)