【電子版】日経平均、一時5カ月ぶり安値 2万1000円下回る 米保護貿易を懸念

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  東京株式相場は4営業日続落し、一時5カ月ぶり安値となる2万1000円下回るなど売り優勢となった（ブルームバーグ）

　5日の東京株式市場は、トランプ米大統領の保護主義的な通商政策が世界景気の減速を招くとの懸念から、売りが優勢となった。日経平均株価は一時前週末比244円38銭安の2万0937円26銭と、取引時間中としては2017年10月13日以来約5カ月ぶりの水準に下落した。終値は139円55銭安の2万1042円09銭と4営業日続落。

　外国為替市場では安全資産とされる円が買われ、円相場は1ドル＝105円台半ばで高止まりした。「円高がさらに進むと、来期の増益期待が急速に後退する」（国内運用会社）ため、自動車や電機など輸出企業の銘柄を中心に売られた。（時事）