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[ 化学・金属・繊維 ]
(2018/3/6 05:00)
帝人の炭素繊維と熱可塑性樹脂を使った複合材料(CFRTP)が、米ゼネラルモーターズ(GM)の主力ピックアップトラック「GMCシエラデナリ」の車体構造材に採用されることが分かった。GMCシエラデナリは、今秋に新モデルを発売する。量産車の構造材にCFRTPが使われるのは世界初とみられる。
帝人のCFRTPは、ポリアミド樹脂などの熱可塑性樹脂を使った複合材料。グループ企業で米最大手の自動車用複合材料成形メーカーのコンチネンタル・ストラクチュラル・プラスチックス(CSP、ミシガン州)で生産する計画だ。
CFRTPが使われるのはボックス・ベッドと呼ぶ荷台の内側を構成するパネル部品。荷物の積みおろしに耐えられる強度や衝撃吸収性のほか、これまでの鋼板部品に比べ25%軽量化できることが評価された。
帝人は08年に複合材料開発センター(現複合材料技術開発センター)を開設し、CFRTPの研究を本格的に始...
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(2018/3/6 05:00)
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