[ 機械 ]
(2018/3/7 05:00)
工場用IoT(モノのインターネット)基盤「Edgecross(エッジクロス)」の構築に取り組む企業連携組織「エッジクロスコンソーシアム」は、従来の連携組織から一般社団法人に移行した。
幹事会社には新たに日立製作所が加わり7社となった。エッジクロスは今春のサービス開始を目指しており、事業体制を強化する。
コンソーシアムではエッジクロスの仕様の策定や対応製品の認証などを手がける。幹事会社には三菱電機やオムロン、NECなどが参加する。日立は幹事会社への加入で、同社が展開するIoT基盤「ルマーダ」とエッジクロスの連携を強める。
エッジクロスはメーカーを問わず工場内のあらゆる機器をつなぎ、データを一元管理して活用できるIoT基盤。応答性や安全性などの観点から、データをクラウドではなく機器側に集めて処理するエッジコンピューティング技術を採用する。
データを活用するためのアプリケーション(応用ソフト)は誰もが開発できるオープンな環境を構築する。
(2018/3/7 05:00)