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【電子版】ポール・アレン氏の探査チーム、豪州沖で米空母発見 水深3000mに「レキシントン」

(2018/3/6 18:00)

オーストラリア沖の海底で発見された米空母「レキシントン」の船体(AFP=時事)オーストラリア沖の海底で発見された米空母「レキシントン」の船体(AFP=時事)

 【ワシントン時事】米マイクロソフトの共同創業者ポール・アレン氏が率いる探査チームは5日、オーストラリア東沖の海底で、太平洋戦争初期に旧日本軍との海戦で沈没した米空母「レキシントン」の船体を発見したと発表した。

 探査チームは半年をかけて、レキシントンが沈没した海域を特定。オーストラリア東方約800キロメートルの沖合で、水深約3000メートルの海底に沈んでいる船体を見つけた。アレン氏は声明で「レキシントンとその勇敢な乗組員に敬意を表することができて光栄だ」と語った。

  • オーストラリア沖の海底で発見された米空母「レキシントン」の艦載機(AFP=時事)(クリックで拡大)

 レキシントンは、米豪が日本と戦った珊瑚海海戦(1942年5月)で爆撃や魚雷攻撃を受けて損傷。その後、艦内で2次爆発が起きたため航行不能に陥り、米駆逐艦の魚雷で艦載機35機と共に沈められた。同海戦は史上初めて空母同士が激突した海戦として知られる。

 日本海軍は軽空母「祥鳳」が撃沈されたほか、空母「翔鶴」が大破。この約1カ月後のミッドウェー海戦では空母4隻を失うなど大敗し、太平洋戦争の転換点になったともいわれる。

(2018/3/6 18:00)

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