[ その他 ]
(2018/3/8 05:00)
10日に発売する日刊工業新聞社発行の月刊誌「機械設計」4月号では、「設計部門における働き方改革の進め方」を特集する。いま“働き方改革”が世を賑わせているが、設計部門においては、多くの事業所において長時間労働が蔓延していると見られている。その原因が本来の付加価値を生む設計業務ではなく、手戻り・後処理業務や雑務であるとしたら早急に改善する必要がある。
本特集では、約30社を対象に設計・開発部門における業務の実態を調査・分析し、その結果を示した。調査結果は部課長職の管理職、係長・主任職などのチームリーダー層、勤続年数4年目以降のベテラン層、入社3年以内の新人層、派遣や構内外注設計者などの協力者層の5階層別に分析した。
その結果、各層で大幅に削減すべき業務が明らかになった。例えばベテラン層の客先クレーム処理、リーダー層の検図作業などが挙げられる。
一方、構想設計などに充てる時間は逆に増やしていくことが求められる。特集では階層別に改善策を表とともに紹介していく。
(2018/3/8 05:00)