政府、宇宙ＶＢ育成 今後５年で１０００億円投入

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政府は宇宙ベンチャー育成のための新たな政策パッケージをまとめた。今後５年で官民合わせて１０００億円規模のリスクマネーを宇宙ビジネスに投入するほか、宇宙航空研究開発機構（ＪＡＸＡ）の研究者が民間ベンチャーで働けるようにすることで官から民への人材、技術の流れを加速する。

内閣府が２０日に都内で開催したシンポジウムで安倍晋三首相が表明した。安倍首相は「広大な宇宙は新しいビジネスがどんどん生まれる人類の大いなるフロンティア。国家プロジェクトから民間ビジネスへ、世界的なパラダイムシフトをわが国が先頭に立ってけん引する」と述べた。

同日、内閣府と経済産業省は「宇宙ビジネス投資マッチング・プラットフォーム（Ｓ―Ｍａｔｃｈｉｎｇ）」の初期メンバー４６社・個人を発表した。５月頃に専用サイトが立ち上がり、投資家と事業会社のマッチングがスタートする見通し。新エネルギー・産業技術総合開発機構（ＮＥＤＯ）が事務局を担う。