[ 金融・商況 ]
(2018/3/22 15:30)
【ハノイ時事】ベトナムのホーチミン証券取引所の主要株価指数(VNインデックス)は22日、取引時間中の最高値を更新した。不動産や金融、食品など主要銘柄が上昇して一時、初めて1180ポイント台を記録。輸出・内需とも好調を続ける国内経済を反映し、株価が上昇している。
2007年3月に付けた最高値(1179)を11年ぶりに塗り替えた。22日の終値は前日比0.26%高の1172.36だった。
携帯電話をはじめとする輸出が好調で、物価安定や所得向上を受けて個人消費も伸びている。外国企業の投資意欲も旺盛で、主力の製造業のほか、最近は不動産などへの資金流入が目立つ。
株価指数は昨年、5割近く上昇した。市場関係者からは「景気の先行きは明るい」(証券アナリスト)と一段の株高を予想する声も出ている。
(2018/3/22 15:30)