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[ 医療・健康・食品 ]
(2018/3/30 05:00)
アサヒ飲料は29日、清涼飲料の賞味期限の年月表示を、4月から拡大すると発表した。同月より「十六茶」「バヤリース」など茶・果汁飲料を中心とした賞味期限8カ月以上の缶と、ペットボトルなどの約80品目を“年月日”から“年月表示”に移行する。年月日表示は本来、長期保存がきく清涼飲料で、売れ残りや廃棄ロスを生じさせている。アサヒは今回の移行で12カ月以上の商品を含め、約170品目の移行を完了する。
サントリー食品インターナショナルやキリンビバレッジ、伊藤園なども年月表示への切り替えを推進。トラック配送費の高騰も背景に飲料大手の取り組みが加速している。
アサヒは2013年5月に「アサヒおいしい水 富士山」「同 六甲」の2リットルペットボトルを年月日から年月表示に切り替えてから、より少量の600ミリリットルボトルや賞味期限12カ月以上の缶やボトル缶商品で、年月表示へ切り替えを進めてきた。
スーパーやドラッグストアの店頭では賞味期限が早い商品を先に売るため、頻繁な陳列作業を強いられており、年月表示にすればこうした作業負担も軽減できる。
清涼飲料は店頭での価格競争が激しく、利幅が薄いことに加え、返品や物流費負担が収益を圧迫する要因になっている。味の素などの食品大手も年月表示への切り替えを進めている。
(2018/3/30 05:00)
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