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[ 商社・流通・サービス ]
(2018/4/2 18:00)
福岡空港で3月、着陸後に前脚タイヤのパンクが判明したピーチ・アビエーション機について、運輸安全委員会は2日、前脚の向きを操作するのに使う部品「トルクリンク」を接続するピンが脱落し、滑走路上で見つかったと明らかにした。運輸安全委は整備不良や構造上の欠陥の可能性も視野に調査を続ける方針。
国土交通省はトラブルが起きたピーチ機と同様の構造を持つエアバス社の72機を対象に、一斉点検を行うよう航空各社に指示した。
関西空港発のピーチ・アビエーション151便(エアバスA320型機)は3月24日午前8時10分ごろ、福岡空港でタイヤのパンクが判明した。機体は前脚タイヤが横を向いた状態で停止し、滑走路は一時閉鎖された。
乗客乗員165人にけがはなかったが、国交省は事故が発生する恐れがある重大インシデントに該当すると判断。運輸安全委が調査に乗り出した。
ピンと一緒に締結されているはずのナットやボルトなどは福岡、関西両空港で見つかっていないという。(時事)
(2018/4/2 18:00)