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[ 商社・流通・サービス ]
(2018/4/15 07:00)
シェアオフィス運営最大手の米ウィーワークが、中国での事業拡大を目指してスタートアップ企業の裸心社を買収する。この案件に詳しい複数の関係者が明らかにした。
詳細は非公開だとして匿名を条件に語った関係者によると、ニューヨークに本拠を置くウィーワークは創業3年の裸心社を約4億ドル(約430億円)で買収する見通し。その大半は株式で支払われると関係者のうちの1人が語った。
フリーランスなどの働き手にデスクやオフィスを貸し出すウィーワークは積極的にアジアに進出している。昨年は世界のオペレーションとアジア関連会社のためにソフトバンクグループから44億ドルを調達。この出資でウィーワークの企業価値は200億ドル程度に高まった。
ウィーワークの広報担当者は買収に関してコメントを控えた。裸心社にもコメントを求めたが、今のところ返答はない。この案件に関する詳細は11日に中国金融投資網が報じていた。(ブルームバーグ)
(2018/4/15 07:00)