【電子版】米上院、NASA新長官を承認 共和党議員のブライデンスタイン氏

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  ジェームズ・ブライデンスタイン下院議員（同氏の公式サイトより）

　【ワシントン時事】米上院は19日、共和党のジム・ブライデンスタイン下院議員（42）の航空宇宙局（NASA）長官就任について採決し、賛成50、反対49の賛成多数で承認した。第13代のNASA長官となる。採決では、民主党議員が反対に回り、NASA長官としては異例の僅差での決着となった。

　ブライデンスタイン氏は海軍の空母艦載機操縦士としてイラクやアフガニスタンに派遣された経験がある。退役後、航空宇宙博物館の運営に携わり、2012年の下院選でオクラホマ州の選挙区から出馬し当選した。AFP通信によれば、月に再び人類を送ることに関心を示しているほか、NASAと民間宇宙産業との連携強化を唱えている。