[ 政治・経済 ]
(2018/4/21 10:00)
【ムババーネAFP=時事】アフリカ南部スワジランドの国王ムスワティ3世は19日、国名を「エスワティニ」に変更すると発表した。独立50周年を祝う記念式典で宣言した。
「エスワティニ」は現地のシスワティ語で「スワジ人の土地」を意味する。これまでの国名は現地語と英語の混成だったため、一部の国民の怒りを買っていた。
スワジランドは南アフリカとモザンビークに囲まれた小さな内陸国。国王は世界でも数少ない絶対君主の一人として知られる。
国王は式典で「スワジランドは今から元の国名に戻る。正式に『エスワティニ王国』として知られることになる」と述べた。同国はアフリカの他の国々と異なり、英国から独立を果たした1968年に国名を変更していなかった。
(2018/4/21 10:00)